「暗いじめじめとした洞穴の奥で、巨大カブトムシと素手で格闘している」状況をとりあえず頭の中で可能な限りリアルに想像してください。
出来ましたか?
本当にそんなことになったら嫌ですよね?
そんなに大変で気持ちの悪い状況ってあっるでしょうか。
ボクは夢でスーパーサイヤ人と戦ったことがありますが、とんでもなく大変で相手は想像を絶するパワーを有していました(そんなことはどうでもいいか)。それでも気持ち悪さはなかったからね。
この例えは村上氏がある説明の中でしたものなのですが、それはどれほどつまらないパーティーがあるかという例えでして、つまり文壇関係のパーティーに出席するくらいなら巨大カブトムシと戦っている方がまだましだと説明しているのです。
これでわかるように、毎年騒がれるノーベル文学賞受賞ですが、村上氏は出来るなら受賞したくないと思っているとボクは想像します。
さてここからが村上氏にお知らせです。村上さんだけ心してお読みください。
自分にとって楽しいパーティーなら出席してみたいと仰っていましたが、書かれていたようなモーツァルトの弦楽四重奏が流れるような豪華な感じなものでは残念ながら用意するのは難しいので秋空の下(好きな季節でかまいません)で多方面のさまざまな知識のある(権威は無い)人たちを集めてキャンプ形式で座談会を開くのはいかがでしょう?夜になれば薪を焼べてフランスパンや野菜をその火の上につるしたチーズの鍋につっこんでチーズフォンデュをしたりできます。自然に囲まれたシルキーな闇のなかでおぼろげに浮かび上がる仲間の顔を見ながら話をするのは格別です。もちろん朝食・昼食もあなたの好きな野菜を中心に魚と牛肉と牡蠣にしましょう。炭火で焼く牡蠣もおいしいですよ、ひょっとしたら海外生活の経験が長いあなたでもボクらのBBQは想像出来ない物かもしれません。去年はローストビーフを作って親子で食べたし、知り合いとの時は天ぷらやフライなんかの揚げ物もして喜ばれました。とれたての椎茸の天ぷらなんか良さそうじゃないですか。なんだったら寿司だってできるし、ちょっと気の利いたパスタやお好きなうなぎの蒲焼きもすき焼も屋外で食べることができるんです。
いかがですか?楽しいパーティーなら出てみたいので誰か開いてくださいと書いておられました。ボクの心ばかりのささやかな集まりでよければどうにかできるかと思います。いつでも気の向いた時でかまいませんのでお返事くだされば準備いたします。日取りが決まった当日はあなたのお好みのワインなんかをお持ちくださればそれで最高なパーティーならぬ集まりになると思います。
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